ピックは長く持つ?短く持つ?

速弾きをやりたい人にとって、最近のトレンドはピックの上の方を長めに持つ事のようだ。
その際強く握らずに、弦に負けるように軽く持って手首のスナップで弾く。
というような事が、教則本などで説明されている事が多いように感じる。

では、なぜ速く弾くために長く持った方が良いのだろう?

弦を弾いて音を出すためには、当然弦をはじかなければならない。
そして速く弾くためには手首を速く動かさなければならない。
まぁ、当然だけど・・・

その際、どんなに細かく速く動かしても、最低限弦の直径以上の距離は動く必要があるわけで、
弦の直径より短い距離を動いても弦をはじけないから音は出ない。
最もそんな細かい動きが出来るとも思えないけど。

速く手首を動かすためには、動く幅が短い方が往復の時間は少なくなるわけで、
コードカッティングのように大きく動かしていては、スピードも限られてくる。

つまりスピードを出すためには動かす幅(距離)が短い方が当然スピードが出る事になる。

で、ピックの事だけど・・・

例えば、長い棒と短い棒を持ってると考えてみてほしい。
手首の動く距離を同じとしたら、当然長い棒の先端の方が、大きな距離を動く。

要は手首の動く支点からの距離が長い方が先端の動く距離は大きくなるわけだ。

つまり、弦を超える最低限の距離を動かすためには、動かす手首と弦との距離が離れている方が、
小さな動きで先端の動く距離が稼げる、という事になる。

動きが小さくなったら、その分スピードも稼げる、という理屈になる。
で、ピックは上の方を持って長くすれば有利、という事になる。

ただ、個人的には自分が弾きやすい場所を持ってりゃ良いんじゃね?と思う。

世界びっくりスピード大賞でも取る気なら別だが、速いフレーズより、良いフレーズを追及してほしいな。

自分も速弾きはある程度練習してきたが、ある時、自分の作る曲にはそこまで速いフレーズは必要ないな。
と思って、速さを追求するのはやめてしまった。
そこそこ速いフレーズが必要な時に弾ければいいや、て感じです。

目指すプレイスタイルは人それぞれなので、速さを追求したい人はやればいいし、
そうでない人はやらなきゃ良い。

ただ、自分のスタイルを探している最中なら、一通りは研究するべきだと思う。
その時学んだことや気付いた事は、後々役に立つ事は間違いないと思うよ。

ちなみに今の自分が作る曲に必要なソロのスピードはこの程度。
(つまらんオリジナルです)

チューニングについて

最近は高性能のチューナーが安価で手に入る。
で、チューニングをするわけだが、オクターブピッチをちゃんと合わせているだろうか?

オクターブピッチの合わせ方は書かないけど、弦を張り替えるたびに合わせる事が必要だ。
特にゲージやメーカーを変更したときは絶対!

通常は12フレットのハーモニクスと実音を合わせるわけだけど、
おすすめは19フレットのハーモニクスと19フレット押弦時を合わせる事。
全然コードの響きが違ってくる。

ただし、ネックの調整がしっかりしてないと、合わせたところで
今度は開放弦の音や12フレットの音が合わなくなる。

つまり19フレットでオクターブピッチを合わせたのに、
実音や12フレットのオクターブピッチが合わない場合ネックが曲がってると判断できる。

ネックの調整は慣れないと難しいので、初心者はやらない方が良いけど、
あまりにかけ離れている場合はリペアに出すことも考えた方が良いと思う。

あ、当たり前だが、12フレットと19フレットではハーモニクスも実音も音階は違います。
6弦19フレットでEとかに合わさないように(笑)